ビデオ流出事件について
- 2010/11/10 18:04
尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件のビデオ映像が流出した事件で、「私がユーチューブに投稿した」と申し出た海上保安庁職員が逮捕された。ビデオを流出させた事は、公務員として問題があったと言えるかもしれない。
しかし、私はユーチューブで「本物のビデオ映像」が流れ、広く世界に知られるに至ったのに、未だに管政権が公開に否定的な態度をとっている理由がまったく分からない。
そもそも映像を見れば、中国側が故意に衝突してきた事は明白であり、日本側の正当性もこれまた明白である。にもかかわらず、公開を躊躇う理由は何なのだろうか。私にはさっぱり分からない。
流出ビデオは、諸外国も見ただろう。日本側に非がないのに、それを世界に公開しない日本の外交がどう評価されるだろか。完全に物笑いのタネである。
中国とは仲良くやっていくべきであろう。だからといって、悪い事には目をつむる、というのは筋違いだ。
いまからでも遅くない。政府は、全面的にビデオを公開し、中国の不法を世界に示すべきである。いまこそ毅然とした態度をとらなければ、尖閣諸島だけでは済まない。北方領土も竹島もその他様々な問題も、実力行使を許してしまうきっかけを日本側が与えてしまう事になってしまう。