田母神俊雄氏の講演会に参加して
- 2010/11/14 22:57
本日、元航空幕僚長、田母神俊雄氏の講演を聞きました。氏は「日本は侵略国家ではない」との論文を書いて航空幕僚長を更迭された人物だ。
私は氏の講演を聞くのは2回目だが、とにかく頭の良い、ユーモアがきく人であり、防衛大学校を卒業後幕僚長にまで登りつめただけの事はある。逆に言えばこれだけの人だからこそ、トップに立つ事ができたのだろうと思わせる人物である。
氏は、「戦後の日本は言論が不自由だった。つまり日本の悪口は自由に言えるが、日本は素晴らしい良い国だったと言うと叩かれてしまって、その点には自由がない。」と述べられておられたが、私も同感である。
また、歴史教育については「自国に自信と誇りを与えるのが本来なのに、日本は逆であった。それならやらない方が良い。」と述べていたが、今日の歴史教育の歪みが日本のいびつさに繋がっており、「日本という国家は守るべきもの」という当然の観念が抜けてしまっていると、私自身も感じています。
その他、今日の経済状況におちいった経過、第二次世界大戦に突入した当時の日本の状況、その後のアジア開放について、東南アジア各国が日本に賛辞を送った戦後の状況などについて、客観的な事実を基にお話をされており、おおいに納得しました。話し方も上手で素晴らしい講演でした。皆さまにも是非お薦めしたいです。
国を守ること、アメリカに依存したが故に、経済戦争にも負けて衰退し始めている日本、アメリカの世界での低落がそのまま日本の低落にも繋がっている。自分の国は自分で守る。当たり前のことを当たり前に認識し、実行すべき時にきていると私も思っています。