リコール不成立・大事なのはこれからだ
- 2010/11/25 07:19
議会解散を求めるリコール署名が必要数に届かなかった。市全体では、111,811の無効署名があり、当初集まった総数に対する無効署名の割合は、24.47%となった。集まったうちの4/1が無効だったという事になる。
選管の判断基準が”後出しジャンケン”であった、とネットワーク河村市長は訴えている。後出しジャンケンがあったのか、なかったのかも問題だが、仮にあったとしても、だからといっていい加減な署名や集め方で良い、という事にもならない。そして、また一方で、353,791名の市民の方々の署名があった事も事実である。議会側は、リコールは無くなったとしても、この数は重く受け止める必要がある。
自民党市議団は、リコールの成否に関わらず、議会の自主解散を求めてきた。私は、個人的には、議会を自主的に解散し、市民の真を問うべきだと今も考えています。そして、その先はお互いに(市長側・議会側)歩み寄り、市政の混乱をこれ以上長引かせてはいけないと考えます。報酬半減・減税以外にも課題は山積みしています。やるべき事は他にも多くあります。もうこの辺りで、この議論に終止符を打つべきだと思います。
そのために、自民党市議団では、条件付きとはいえ「10%恒久減税」に賛成を表明しています。議会側も市長側も反省すべき点は反省し、そしてお互いに認め合う時にきていると私は考えています。