日台交流について
- 2011/01/30 17:50
今日は「名古屋華僑総会の新年懇親会」に参加しました。華僑総会とは、台湾人(中華民国)と台湾を支援し、日本で活動されている人たちの集まりである。
私は、名古屋市議会、日台議員連盟に参加しており、その関係で本日は参加しました。
今年は1911年の辛亥革命から100年の節目の年でもあり、一層の日台交流が求められると思います。
さて現在日本政府は、中国(中華人民共和国)と国交を結んでおり、「中国は一つ」という中国政府の考えにより、台湾とは国交を結んでないし、また国として認めてもいません。しかし、台湾は日本と同じ民主主義を掲げ、それを実践しており、選挙もしっかりおこなわれており、(選挙による政権交代もおこっています)日本にとって大切な「国」であります。アジアにおいては、実は民主主義が定着し、表現の自由があり、きちんとした民主的な選挙がおこなわれている国はまだまだ少ないのが実情です。そんな中で、日本は台湾としっかりタッグを組んで、アジアに本当の意味での民主主義を広げていく責任があると考えています。
また、台湾海峡(中国と台湾の間)は、日本の貿易ルートとして大切な交路となっています。安全保障の上からも、そして経済的側面からも、そして対中国への牽制としても台湾は大切なパートナーであります。
これからも日台の交流を深め、アジア地域の安定のためにも互いの協力が欠かせません。そんな事を再確認した一日でした。