戦争をしないための集団的自衛権
- 2014/04/26 10:56
アメリカのオバマ大統領が来日し、会見の中で「尖閣諸島は日米安保第5条の適用範囲にある」と明言した。また、安倍首相がすすめようとしている集団的自衛権の行使についても支持するとの事だ。
クリミアではロシアによる武力による現状変更がおこなわれしまった、といってもいいだろう。アメリカが世界の警察ではない、といっているのを中国もロシアも注視しているはずだ。尖閣を守り、日本の領土・領海を守る、そしてさらには自由、民主主義という価値を守っていく事は日本の存立にとって大切なアポイトだ。しかしもちろん武力を行使せず、平和のうちにその事を達成する事が一番大切だと思う。そのためにはやはり日米安保をテコにして、集団的自衛権という盾(あくまで守るための盾であって槍ではない)を使い、相手に武力による現状変更は認めない、という強いメッセージを発行する事が必要だと、私は考えています。万全の体制をとる事によって、理不尽な要求をはねつけ、そして戦争という武力行使をさける。集団的自衛権は戦争への道をひらくものだとの指摘や報道が多くあるが、そうではない。戦争を避けつつ、なおかつ自分たちの領土や価値観を守っていく為のものであると私は思っています。「日米安保は戦争への道をひらく」と大騒ぎした時代があった。そうなりましたか?
現在の世界状況を冷静にみつめ歴史から様々なものを学び、そして国家を運営していく。次の世代に日本を渡していく責任が我々にはあります。