慰霊ということ
- 2014/10/28 17:10
昨日、南区戦没者遺族会の遺族慰安会に私も一会員として出席しました。
戦没者遺族会はご存知のように先の大戦で亡くなった方々のご家族やご遺族を中心に組織されており、戦死した方々の慰霊やご遺族の方々の福祉の向上に取り組んでいる会です。私の祖父はグアム島で戦死しており、私も会員なのですが、近年会員の高齢化、減少が課題となっています。昨日の慰安会は会員相互の交流や日頃のご苦労に応えるために行われました。会を通じて戦死した方々のご冥福を改めて祈念することができました。
また今日は午後から「警察・消防殉職者慰霊祭」がご遺族や警察・消防の関係者の出席のもと行われ、私も参列させて頂きました。警察官、消防職員及び消防団員で450名の方々が県下で公務により殉職されています。( 明治時代から今日まで )私は以前、市議会の消防委員会委員長をしているとき、消防士の方が火災現場で殉職されたことがありました。また当時、委員長という立場で毎年行われているこの慰霊祭に出席したので、以来、参加できるときはさせて頂き、職に殉じた方々のご冥福を祈ることにしています。
戦死した方も、公務中に亡くなられた方も、ともに地域や国を守るために、また市民・県民を守るために命を落とした人達だ。そういった方々の犠牲の上に今日の安心・安全が築かれていることを忘れてはならないし、慰霊の思い、気持ちも決して忘れてはいけないことだと思います。先輩・先人達に心から感謝するとともに、安らかにお眠り下さいと、手を合わせた二つの行事への参加でした。