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「終わらざる夏」を読んで

  • 2013/09/02 17:41

「終わらざる夏」(浅田次郎著 集英社)を読みました。
 この本は、千島列島占守島(しゅむしゅとう)という、カムチャッカ半島の先端からすぐの所にある島で、昭和20年に実際に起こった話しを題材にしたものです。
 昭和20年8月15日に日本は「ポツダム宣言」を受諾し、太平洋戦争は終結します。本来ならこの日をもって組織的な戦闘は終わり、従って戦死者も出ないはずなのです。
しかし、ソ連が日本領である占守島の日本軍に戦いをしかけてきたのです。日本軍は止まなく反撃をし、多数の死傷者がでてしまい、しかも生き残った人々も、シベリアで強制労働をさせられ多くの人々がそこで死んでいきます。
 戦後の混乱に乗じ、領土的野心をもったソ連が行ったとされています。(樺太やソ連(ソ連と満州)国境付近でも同様な事がおこりました)先の戦争では軍人・軍属や民間人で300万人を超える方々が亡くなりました。(殺されたという事です)
 言葉で言ってしまえば一言だけれど、300万人の方々はそれぞれ父母や兄弟、妻や子などの家族もいたのである。人間の命の尊さと運命のはかなさを感じる事のできる作品だと思います。同時に多くの兵士達が国を守るため、郷土を守るために死んでいきました。英霊方に感謝すると同時に、その思いに報いるためにも、今日を生きる我々がしっかりしなければとの思いを新たにしました。
 
 政治家の使命は「国家と国民を守ること」と言われます。
果たして本当に私心を捨て、我欲を捨ててそして、命を懸けてやることができるのか。国民も市民も見ていると思います。そのぐらいの思いが無ければ「占守の英霊」に申し訳がないと感じました。

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